XMのメジャー通貨ペアでのスプレッドは、スタンダード口座だと他社よりも広いです。
スプレッドの広さが気になる人は、XMの中でスプレッドが最も狭いKIWAMI極口座がおすすめです。
またスタンダード口座でも、タリタリのキャッシュバックとXMPを活用すればXMのスプレッドは格段に狭くなります。
さらに、トレード条件によって、XMのスプレッドが狭くなることがあります。
XMのスタンダード口座の平均スプレッド|他社との比較
XMと他の海外FX業者のSTP口座(スタンダード口座およびマイクロ口座)のスプレッドを比較すると、以下の通りになります。
XM | exness | GEMFOREX | FXGT | |
USDJPY | 1.6 | 0.8 | 1.6 | 1.6 |
EURUSD | 1.6 | 1 | 1.6 | 1.6 |
EURGBP | 2 | 1.6 | 2 | 1.9 |
EURJPY | 2.3 | 1.9 | 1.7 | 2.2 |
GBPJPY | 3.5 | 2 | 2.2 | 3.5 |
GBPUSD | 2.2 | 1.5 | 2.2 | 2.2 |
上記から、XMのスプレッドはいずれの通貨ペアでも他の海外FX業者よりもやや広めに設定されているのは明らかです。
しかし、XMの広いスプレッドも以下の2つのテクニックを組み合わせると格段に狭くすることができます。
2つのテクニックを組み合わせた方法は、後ほど解説します。
ボーナスはなくてもよいのでスプレッドが狭くて、スワップフリーなトレード環境を望む方には、XMのKIWAMI極口座をおすすめです。
『日経225現物』はXMのスプレッドが最も狭い
スプレッドが広いXMのなかでも、『日経225現物』だけは他の海外FX業者よりもスプレッドが6円と最も狭くなっています。
海外FX業者 | スプレッド |
XM | 6円 |
GEMFOREX | 11円 |
exness | 10.7円 |
FXGT | 12円 |
ただ、売り買いともにマイナススワップがつきますので、長期トレードはあまりおすすめしません。
JP225 | ||
XM | 買 | -2 |
売 | -2 | |
GemForex | 買 | -2 |
売 | -2 | |
FXGT※1 | 買 | -3 |
売 | -4.5 | |
HFM | 買 | -1 |
売 | -4 | |
exness | 買 | 0 |
売 | 0 |
※1 FXGTの株価指数では、最初の3日間はスワップフリー扱いになります。
スキャルピング、デイトレなどの短期トレードならば、XMが『日経225』で実質スプレッドが最も狭くなる海外FX業者です。
スイングなど中長期トレードになるならば、株価指数のみ最初の3日間スワップフリーとなるFXGTがおすすめです。
XMのゼロ口座の平均スプレッド|手数料を加味して他社と比較
XMのゼロ口座における実質スプレッド(平均スプレッド+往復手数料)を他の海外FX業者のECN口座とで比較した表です。
XM | exness | GEMFOREX | |
USDJPY | 1.1(0.1+1.0) | 0.7(0.0+0.7) | 0.3(0.3+0.0) |
EURJPY | 1.5(0.5+1.0) | 0.8(0.1+0.7) | 0.5(0.5+0.0) |
GBPJPY | 2.5(1.5+1.0) | 0.7(0.0+0.7) | 1.0(1.0+0.0) |
AUDJPY | 2.2(1.2+1.0) | 1(0.3+0.7) | 0.6(0.6+0.0) |
EURUSD | 1.2(0.2+1.0) | 0.7(0.0+0.7) | 0.3(0.3+0.0) |
GBPUSD | 1.5(0.5+1.0) | 0.7(0.0+0.7) | 0.8(0.8+0.0) |
AUDUSD | 1.6(0.6+1.0) | 0.7(0.0+0.7) | 0.3(0.3+0.0) |
XMのゼロ口座(ECN口座)でも、平均スプレッドや往復手数料も含めた実質トレードコストは他の海外FX業者よりも高いことが明らかです。
GEMFOREXはDD方式で透明性が低いものの、トレードコストが最も安く、exnessはNDD方式で透明性が高くて、トレードコストも安いという結果になりました。
スキャルピングなどトレード回数が多い短期トレーダーの方にはexnessおすすめです。
XMの口座タイプ別スプレッド比較
XMの口座タイプによる違いをまとめました。XMの4つの口座タイプの中では、KIWAMI極口座が最も実質スプレッドが狭いことが判明しています。トレードコストが気になる方におすすめです。
項目 | スタンダード口座 | マイクロ口座 | KIWAMI極口座 | ゼロ口座 |
注文方式 | NDD-STP方式 | NDD-STP方式 | DD方式 | NDD-ECN方式 |
透明性 | 高い | 高い | 低い | 高い |
新規口座開設ボーナス (13000円) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
入金ボーナス 100% | ◯ | ◯ | ー | ー |
入金ボーナス 20% | ◯ | ◯ | ー | ー |
ロイヤルティ プログラム | ◯ | ◯ | ◯ | ー |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 500倍 |
1ロットの通貨量 | 10万通貨 | 1,000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
トレード手数料 | なし | なし | なし | 片道5ドル/1ロット |
実質スプレッド | 1.6pips | 1.7pips | 0.7pips | 0~0.2pips (1.0~1.2pips) |
XMの口座タイプの注文方式の違い
XMでは4つの口座タイプがありますが、注文方式でみるとSTP、ECN、DDの3種類に分類されます。
STP | ECN | DD | |
スプレッド | 広い | 狭い | 狭い |
取引手数料 | なし | あり | なし |
透明性 | 高い | 高い | 低い |
XMのSTP方式:スタンダード・マイクロ口座
XMのECN方式:ゼロ口座
XMのDD方式:KIWAMI極口座
STP口座とはXMではスタンダードとマイクロ口座にあたり、DD口座はKIWAMI極口座、ECN口座はゼロ口座になります。
STP口座・DD口座:スプレッドのみですが、ECN口座:スプレッド+取引手数料が取られますので注意が必要です。
XMはKIWAMI極口座が一番スプレッドが狭い
XMの口座タイプ別のドル円の実質スプレッドを下記にまとめています。
通貨ペア | XMスタンダード口座 | XMゼロ口座 | XM極口座 | XMスタンダード口座 (タリタリとXMPのキャッシュバックあり) |
USDJPY | 1.6 | 1.1 | 0.8 | 0.2 |
4つの口座タイプのうち、平均スプレッド自体が狭いのはゼロ口座です。しかし、1ロットあたりの取引手数料を加味すると、KIWAMI極口座がXMの中で最もトレードコストが低くなります。
さらにKIWAMI極口座では一部スワップフリーであるメリットもありますので、長期保有していてもマイナススワップが発生しない点においても優れています。
【裏技】XMのスプレッドを狭くする方法と条件|タリタリとXMPを活用せよ
XMのスプレッドを狭くする方法は以下の通りです。
XMのロイヤルティーポイント(XMP)を利用する
XMでは、トレードするごとに付与されるロイヤルティーポイント(XMP)があります。XMPを活用すると、実質トレードコストを抑えることができます。
EXECUTIVE | 10XMP/ロット |
GOLD | 13XMP/ロット |
DIAMOND | 16XMP/ロット |
ELITE | 20XMP/ロット |
上記4つのステータスがあり、最上級のエリートになると、1ロットあたり20XMP(700円相当)がアカウント単位で付与されます。
通貨ペア | 平均スプレッド | XMP利用したときの実質スプレッド |
USDJPY | 1.6 | 0.9 |
EURJPY | 2.6 | 1.9 |
GBPJPY | 3.5 | 2.8 |
AUDJPY | 3.4 | 2.7 |
EURUSD | 1.6 | 0.9 |
GBPUSD | 2.2 | 1.5 |
AUDUSD | 1.7 | 1.0 |
【裏技】Taritali(タリタリ)経由でキャッシュバックを貰う
海外FXでは、トレードするたびにキャッシュバックをしてくれるタリタリというサービスがあります。
タリタリでは1ロットにつき8.5ドルのキャッシュバックを受け取ることができるので、トレードコストを大幅に削減することができます。
タリタリは、XMの新規口座開設のみならず、すでにXMで口座を開設していても追加口座で申請することができます。
先ほどお伝えしたXMPとの併用もできるので、1ロットあたり1700円ちかくトレードコストを下げることができます。
タリタリ経由でもXMPは利用可能なのでかなりコスパ良く取引ができます。
下記は、タリタリのキャッシュバックとXMPを併用した場合のXMスタンダード口座の実質スプレッドと通常のXMスタンダード口座の平均スプレッドを比較した表です。
通貨ペア | 平均スプレッド | 実質スプレッド |
USDJPY | 1.6 | 0.25 |
EURUSD | 1.6 | 0.15 |
EURJPY | 2.6 | 0.95 |
GBPUSD | 2.3 | 0.85 |
GBPJPY | 3.5 | 2.05 |
タリタリでは、条件によってはキャッシュバック対象外となることもあるので注意が必要です。
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ボラティリティがある時間帯でトレードする
ボラティリティがある時間帯とは、トレードが活発な時間帯ということです。XMのスプレッドは変動制を採用しています。そのため、注文が多く入る、下記の時間帯に最もスプレッドが狭くなります。
ロンドン時間とニューヨーク時間は、多くの機関投資家が桁違いな資金でトレードが行われる時間帯なため、ボラティリティが高いです。
ボラティリティが高いということは、値動きの激しさから損切りする可能性も大きくなることになりますので、ハイレバレッジでのトレードや安易なエントリーをしないように気をつけましょう。
スプレッドが広がりやすい時間帯やイベントは避ける
逆に言えば、下記のようなボラティリティが低くなる時間はスプレッドも広がりやすいです。
早朝、週明けのトレード開始時間や金曜日の深夜、土日や年末年始といった連休も同様に参加する人が少ないのでボラティリティが低くなります。
値動きも小さく、スプレッドも低いのでトレードの旨味はありません。
ただし、重要な経済指標が発表されるときは注意しましょう。ボラティリティーが高くなるので、スプレッドが狭くなるかと思われるかもしれませんが、大きな注文が入りレートが不安定になりやすくスプレッドもかなり広がる時間帯になります。
安易にエントリーするとスプレッドだけでロスカットするリスクもありますので気をつけましょう。
XMのスプレッドについてよくある質問
なぜXMはスプレッドが広いのでしょうか?
XMなど海外FXでは、入金額以上の損失を補填するゼロカットシステムや豪華なボーナスなどを提供している代わりにスプレッドを広くすることで利益を上げているからです。
スプレッドが気になる場合は以下の2口座がおすすめです。
・XMのKIWAMI極口座でトレードする
・タリタリとXMPを活用してXMスタンダード口座でトレードする
実質トレードコスト(実質スプレッド)はXMのどの口座が一番お得ですか?
コスト面で一番おすすめなのはKIWAMI極口座です。
ただし、入金ボーナスやトレードボーナスや対象外となるので注意しましょう。口座開設ボーナスはもらえます。
XMの総額130万円相当の豪華なボーナスを使ってトレードしたい人はスタンダード口座が一番おすすめです。
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