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2026年4月15日、海外プロップファームFintokeiのリスク管理ルールが大幅に変更されます。最大の変更点は、多くのトレーダーを悩ませてきたVaR(バリュー・アット・リスク)計算の完全廃止です。代わりに導入されるのが、シンプルな「3%ルール」。この変更は、Fintokeiの既存ユーザーや過去にVaRの複雑さで挫折した方にとって、非常に大きな朗報です。
「VaRが難しすぎて辞めた」「結局どこまでリスクを取れるのかわからなかった」——そんな声に応える形で、Fintokeiはリスク管理の仕組みをゼロから再設計しました。本記事では、新ルールの全容・旧ルールとの比較・具体的な計算例・戦略の立て直し方まで、既存ユーザーが知るべきすべてを網羅します。
※Fintokeiのルール全体像については「Fintokeiの評判・ルール徹底解説」もあわせてご確認ください。
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✅ この記事でわかること
- 2026年4月15日からのFintokei新リスク管理ルールの全容
- VaR計算が廃止され「3%ルール」に変わる具体的な仕組み
- 旧VaRルールと新3%ルールの違い(比較表付き)
- 10万円口座・50万円口座での具体的な計算例
- 失格ルール(5%/10%)と3%ルール(リスク管理方針)の違い
- 新しい警告システム(3回・6回・10回の段階制裁)の詳細
- 「トレードグループ」と「トレードアイデア」の判定単位と具体例
- DLC(1日の損失上限)廃止の影響と対処法
- AU200取り扱い終了のスケジュール
- 新ルールに対応したトレード戦略の立て直し方
- 競合プロップファーム(FTMO・PipFarm等)との比較
🚨 最重要ポイント:失格ルール(5%/10%)は変更なし!
2026年4月15日のルール改定で変わるのは「リスク管理方針」の部分です。以下の失格ルールには一切変更がありません。
- 1日の最大損失率(5%等) → 従来通り、超過で即失格
- 全体の最大損失率(10%等) → 従来通り、超過で即失格
3%ルールは「失格ルール」ではなく「リスク管理方針」です。3%を超えても即失格にはならず、「警告」が届く仕組みです。ギャンブル的なトレードを抑止するための注意喚起制度として位置付けられています。
- 【結論】VaR廃止でFintokeiは「わかりやすいプロップファーム」に生まれ変わった
- VaR計算とは何だったのか?なぜ廃止されるのか
- 新「3%ルール」の完全解説 — 仕組み・計算方法・具体例
- 新しい警告システムの詳細 — 段階的制裁のすべて
- DLC(1日の損失上限)廃止の意味と注意点
- AU200(豪州株価指数)取り扱い終了 — 対象ユーザーが取るべきアクション
- 新ルールに対応したトレード戦略の立て直し方
- このルール変更がトレーダーにとってなぜ良いのか — 3つの独自視点
- 競合プロップファームとのリスク管理ルール比較
- VaR廃止で「Fintokeiに戻る」べき人・まだ待つべき人
- 新ルール移行の準備チェックリスト
- 新ルールで注意すべき落とし穴と対処法
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:VaR廃止で、Fintokeiはより公平なステージへ
- まとめ:VaR廃止で、Fintokeiはより公平なステージへ
【結論】VaR廃止でFintokeiは「わかりやすいプロップファーム」に生まれ変わった


結論から言えば、今回のルール変更はFintokeiの歴史上、最もトレーダーフレンドリーなアップデートです。
💡 今回のルール変更の核心
旧ルール:VaR(バリュー・アット・リスク)による複雑な統計的リスク計算 → 多くのトレーダーが「いくらまでリスクを取れるのか」理解できなかった
新ルール:「確定損失+含み損 ≤ 初期資金の3%」→ 電卓一つで計算可能、一目でわかる
以下の表で、主な変更点を一覧で確認しましょう。
| 変更項目 | 旧ルール(〜4/14) | 新ルール(4/15〜) | 影響 |
|---|---|---|---|
| リスク計算方式 | VaR(統計的リスク計算) | 3%ルール(確定損失+含み損) | ⭐ 大幅シンプル化 |
| 1日の損失上限(DLC) | あり(制限あり) | 廃止(自己管理) | ⭐ 自由度UP |
| 警告システム | 違反即失格が中心 | 段階的制裁(3回→6回→10回) | ⭐ セカンドチャンスあり |
| AU200取り扱い | 取引可能 | 取り扱い終了 | △ 一部ユーザーに影響 |
では、各変更点を詳しく見ていきましょう。
VaR計算とは何だったのか?なぜ廃止されるのか


VaR計算の仕組み(旧ルール)
FintokeiのVaR計算は、以下のような要素を組み合わせた複雑な統計モデルでした。
- ヒストリカルVaR:過去の価格変動データを基に、99%の信頼区間で翌日に発生しうる最大損失額を算出
- ポートフォリオ全体の相関:複数ポジションを持っている場合、銘柄間の相関関係も考慮
- 保有期間の調整:ポジションの保有期間によってVaR値が変動
- リアルタイム変動:マーケットのボラティリティ変化に応じてVaR値が刻々と変わる
理論的には優れたリスク管理手法ですが、個人トレーダーにとっては以下の問題がありました。
⚠️ 旧VaRルールの問題点
- 計算が不透明:自分のVaR値がリアルタイムでいくつなのか、ダッシュボードを見ても直感的に理解しにくい
- ロット計算が困難:「何ロットまで持てるのか?」の計算にVaRの知識が必要で、FX初心者には非現実的
- 銘柄ごとにVaR値が異なる:同じロット数でも、通貨ペアやCFDによってリスク評価が大きく変わる
- 相場環境で変動:ボラティリティが急上昇するとVaR値も跳ね上がり、突然の制限に引っかかることがある
- 学習コストが高い:VaRの概念自体が金融工学の知識を前提としている
VaR廃止の背景
VaRルールの問題は、Fintokei側も十分に認識していたはずです。実際、「VaRが複雑すぎる」という声は、日本のトレーダーコミュニティで最も多かった不満の一つでした。
Fintokeiが今回VaRを廃止した理由として考えられるのは以下の通りです。
- ユーザー離脱の防止:ルールが理解できずチャレンジを断念するトレーダーが一定数存在した
- サポートコストの削減:「VaRがわからない」という問い合わせが頻発していた可能性
- 競合との差別化:FTMO・PipFarmなどの競合がよりシンプルなルールで運営している中、複雑さは不利に
- 公平性の向上:VaRの仕組みを深く理解したトレーダーとそうでないトレーダーの間に不必要な情報格差があった
旧VaRルール vs 新3%ルール — 何がどう変わる?
以下の比較表で、旧ルールと新ルールの違いを徹底的に整理しました。
| 比較項目 | 旧VaRルール | 新3%ルール |
|---|---|---|
| 計算方式 | 統計的VaR計算(99%信頼区間) | 確定損失+含み損 ≤ 初期資金の3% |
| 理解のしやすさ | 金融工学の知識が必要 | 電卓だけで計算可能 |
| ロット計算 | 銘柄ごとのVaR値を確認する必要あり | SL幅 × ロット数 ≤ 3%で管理 |
| 相場環境の影響 | ボラティリティ変化でVaR値が変動 | 固定3%で変動なし |
| チェックの容易さ | ダッシュボードのVaR値を常時監視 | 含み損+確定損をMT4/MT5で確認するだけ |
| 予測可能性 | 低い(VaR値の変動が読みにくい) | 高い(SLを設定すれば事前に把握可能) |
| 複数ポジション | 相関関係でVaRが複雑に変動 | 単純合算で3%以内か確認 |
| 違反時の処理 | 即失格のリスク | 警告制(段階的対応) |
見ての通り、ほぼすべての項目で新ルールの方がトレーダーにとって有利です。「VaRが複雑で敬遠していた」という方は、今こそFintokeiを再検討するタイミングと言えるでしょう。
新「3%ルール」の完全解説 — 仕組み・計算方法・具体例


3%ルールの基本公式
📝 3%ルールの公式
確定損失 + 含み損 ≤ 初期資金 × 3%
※ 確定損失=すでに決済して確定した損失
※ 含み損=現在保有中のポジションの未実現損失
※ 初期資金=チャレンジ購入時の口座サイズ(途中の利益は含まない)
2つの判定単位を理解する
3%ルールには2つの判定単位があります。これが今回のルールの肝です。
① トレードグループ単位(同時保有ポジション全体)
「トレードグループ」とは、時間が重複するすべてのポジション(全銘柄)の合計損益のことです。銘柄や方向に関係なく、同時に保有しているポジションすべてが1つの「グループ」として評価されます。
💡 トレードグループの判定基準
- 同時保有なら全銘柄が対象:ドル円+ゴールド+ユーロドル → すべて同一グループ
- 方向は関係なし:ロング+ショート混在でも同一グループ
- 全決済後に新規 → 別グループ:すべてのポジションを決済した後、1秒後でも新たにエントリーすれば「別グループ」として扱われる
② トレードアイデア単位
「トレードアイデア」とは、同じ銘柄・同じ方向・保有期間が重複するポジション群のことです。
たとえば、以下のケースを考えてみましょう。
- ドル円ロングを0.5ロットエントリー
- 30分後に追加でドル円ロングを0.3ロットエントリー
- → この2つは同一の「トレードアイデア」として扱われる
このトレードアイデア単位での確定損失+含み損が3%を超えてはいけないのです。
💡 トレードアイデアの判定基準
- 同一銘柄:USDJPY + USDJPY → 同じトレードアイデア
- 同一方向:両方ロング → 同じトレードアイデア
- 保有期間が重複:同時に保有している期間がある → 同じトレードアイデア
- 異なる銘柄:USDJPY + EURUSD → 別のトレードアイデア
- 反対方向:USDJPYロング + USDJPYショート → 別のトレードアイデア
こちらは文字通り、同時に保有している全ポジションの損益合計です。
たとえば、以下のように複数銘柄を持っている場合。
- ドル円ロング → 含み損 -1,500円
- ユーロドルショート → 含み損 -800円
- ゴールドロング → 含み益 +500円
- すでに確定した損失 → -200円
この場合、全体の「確定損失+含み損」は -1,500 + (-800) + 500 + (-200) = -2,000円 です。初期資金が10万円なら、3%は3,000円なので、まだセーフということになります。
⚠️ 重要な注意点
3%ルールは2つの判定単位の「両方」で守る必要があります。つまり、トレードアイデア単位でも3%以内、同時保有全体でも3%以内でなければなりません。片方だけクリアしても、もう片方で超えていれば違反になります。
具体的な計算例 — 10万円口座の場合
では、もっとも身近な10万円口座(1,000ドル相当)で具体的に計算してみましょう。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初期資金 | 100,000円 |
| 3%の上限額 | 3,000円 |
| 許容される最大損失 | 確定損失+含み損の合計が3,000円まで |
【シナリオ1: 単一ポジション】
ドル円(1ドル=150円想定)でロング0.1ロット(10,000通貨)。SL(ストップロス)を30pipsに設定。
- SL到達時の損失 = 10,000通貨 × 0.30円 = 3,000円
- 3%の上限 = 3,000円
- → ギリギリ3%ちょうど。これ以上のロットやSL幅は取れない
【シナリオ2: 複数ポジション】
ドル円ロング0.05ロット(SL 20pips)とユーロドルショート0.05ロット(SL 20pips)を同時に保有。
- ドル円SL時の損失 = 5,000通貨 × 0.20円 = 1,000円
- ユーロドルSL時の損失 = 5,000通貨 × 0.0020ドル × 150円 = 1,500円
- 合計最大損失 = 1,000 + 1,500 = 2,500円
- 3%の上限 = 3,000円
- → セーフ(残り余裕500円)
【シナリオ3: ナンピン(同一トレードアイデア)】
ドル円ロング0.05ロットでエントリー後、下落したのでさらに0.05ロット追加。
- これは同一トレードアイデア(同銘柄・同方向・保有期間重複)
- 合計0.1ロットのドル円ロング。平均建値からSL 20pips。
- SL到達時の損失 = 10,000通貨 × 0.20円 = 2,000円
- ただし、1回目のエントリーは既に含み損を抱えている可能性 → 合計で3,000円を超えないか要注意
具体的な計算例 — 50万円口座の場合
次に、より本格的な50万円口座(5,000ドル相当)での計算例です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初期資金 | 500,000円 |
| 3%の上限額 | 15,000円 |
| 許容される最大損失 | 確定損失+含み損の合計が15,000円まで |
【シナリオ4: 中規模ポジション】
ドル円ロング0.5ロット(50,000通貨)。SL 20pips。
- SL到達時の損失 = 50,000通貨 × 0.20円 = 10,000円
- 3%の上限 = 15,000円
- → セーフ(残り余裕5,000円)
- → さらに小さいポジションを追加する余裕がある
【シナリオ5: 複数トレードアイデアの組み合わせ】
以下の3つのポジションを同時に保有。
- ドル円ロング 0.3ロット(SL 20pips) → 最大損失 6,000円
- ユーロドルショート 0.2ロット(SL 25pips) → 最大損失 7,500円(0.0025ドル × 20,000通貨 × 150円)
- ポンドドルロング 0.1ロット(SL 15pips) → 最大損失 2,250円(0.0015ドル × 10,000通貨 × 150円)
全ポジション合計の最大損失 = 6,000 + 7,500 + 2,250 = 15,750円
→ 3%超過(15,000円)!このままでは違反リスクあり
→ いずれかのポジションのロットを減らすか、SLを狭くする必要あり
【シナリオ6: 確定損失がある場合】
その日すでに1つのトレードで-5,000円の確定損失。次のトレードでドル円ロング0.3ロット(SL 20pips)。
- 確定損失 = 5,000円
- 新ポジションの最大含み損 = 6,000円
- 合計 = 5,000 + 6,000 = 11,000円
- 3%の上限 = 15,000円
- → セーフ(残り余裕4,000円)
💡 ベストプラクティス
Fintokei公式が推奨するベストアドバイスは、「全ポジションのSL合計を初期資金の3%以下に設定すること」。つまり、エントリー前にSLを決め、SL到達時の損失額を計算して3%以内に収めれば、ルール違反のリスクはほぼゼロになります。
口座サイズ別・3%ルール早見表
主要な口座サイズごとの3%上限額と、参考ロット数をまとめました。
| 口座サイズ | 3%上限額 | ドル円20pips SLの場合 (最大ロット目安) |
ドル円30pips SLの場合 (最大ロット目安) |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 3,000円 | 0.15ロット | 0.10ロット |
| 20万円 | 6,000円 | 0.30ロット | 0.20ロット |
| 50万円 | 15,000円 | 0.75ロット | 0.50ロット |
| 100万円 | 30,000円 | 1.50ロット | 1.00ロット |
| 200万円 | 60,000円 | 3.00ロット | 2.00ロット |
| 500万円 | 150,000円 | 7.50ロット | 5.00ロット |
| 2,000万円 | 600,000円 | 30.00ロット | 20.00ロット |
※ ドル円1ロット = 100,000通貨、1pips = 0.01円として計算。レート変動により実際の金額は異なります。
判定の具体例 — 1,000万円口座(3%=30万円)の場合
Fintokeiから公式に示された具体例を使って、「トレードグループ」と「トレードアイデア」の判定を理解しましょう。
| ケース | ポジション状況 | グループ判定 | アイデア判定 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| A | ゴールド: -30万 ドル円: +20万 |
合計 -10万 → OK |
ゴールド単体 -30万 → ⚠️ 警告対象 |
警告あり (アイデア単位で超過) |
| B | ゴールド: -10万 ドル円: -10万 EURJPY: -10万 |
合計 -30万 → ⚠️ 警告対象 |
各銘柄 -10万 → OK |
警告あり (グループ単位で超過) |
| C | 全ポジション決済後 → 1秒後に新規エントリー |
前後は別グループ として扱われる |
— | リセット (新グループで再判定) |
⚠️ ケースAの教訓
グループ全体では-10万でOKでも、ゴールド単体(トレードアイデア単位)で-30万=3%に達しているため警告対象です。「他の銘柄で利益が出ているから大丈夫」とはなりません。グループ判定とアイデア判定の両方をクリアする必要があります。
新しい警告システムの詳細 — 段階的制裁のすべて


警告レベルと制裁内容
| 警告回数 | ステータス | 制裁内容 | 実質的な影響 |
|---|---|---|---|
| 1〜2回 | 警告のみ | 注意喚起、制限なし | トレードに影響なし |
| 3回以上 | 制限レベル1 | 許容リスクが3% → 1%以内に制限の可能性 | ロットを大幅に縮小する必要あり |
| 6回以上 | 制限レベル2 | 全有効口座に制限ルール適用 ※チャレンジ・速攻・入門プロ(入門プラン評価ステップ除く) |
すべての対象口座に影響 |
| 10回以上 | 最終レベル | 極端な場合のみサービス終了検討 | アカウント閉鎖リスク |
📢 2026年4月16日より:制限ルールにおける「1日の損失上限」廃止
制限ルール(警告3回以上で適用)の一環として設けられていたFintokei側の「1日の損失上限」が4月16日より廃止されました。これにより、リスク管理はトレーダー自身の責任となります。
- 全ポジションにSL(ストップロス)の設定を強く推奨
- 1トレードあたり1%以内での運用を推奨
- 自己管理ルール(日次損失上限など)の設定がこれまで以上に重要に
制限ルールの具体的内容
警告3回以上で適用される「制限ルール」には、以下が含まれます。
- 許容リスク1%への引き下げ:通常の3%から1%に。10万円口座なら上限1,000円まで
- 1日の利益上限:一定額以上の利益を出すと制限される
- レバレッジ制限:使用可能なレバレッジが制限される
1%制限がどれだけ厳しいか — 計算例
警告3回以上で1%制限が適用された場合の影響を見てみましょう。
| 口座サイズ | 通常3%上限 | 制限後1%上限 | ドル円20pips SL (最大ロット目安) |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 3,000円 | 1,000円 | 0.05ロット |
| 50万円 | 15,000円 | 5,000円 | 0.25ロット |
| 200万円 | 60,000円 | 20,000円 | 1.00ロット |
見ての通り、1%制限は「トレーダーとしてかなり苦しい」レベルです。警告を受けないこと自体が、新ルール下での最重要戦略になります。
💡 警告を避けるための実践アドバイス
- エントリー前にSLを必ず設定する(ベストプラクティス)
- 全ポジションのSL到達時の損失合計が3%以内かを常に確認
- ナンピンする場合は、トレードアイデア全体の損失上限を事前に設定
- 感情的なトレードを避け、ルールに基づいたリスク管理を徹底
- 安全マージンとして2〜2.5%を目安にする(3%ギリギリを狙わない)
DLC(1日の損失上限)廃止の意味と注意点


DLC廃止のメリット
✅ DLC廃止のメリット
- スイングトレーダーに朗報:日をまたいだポジション保有で日次制限を気にする必要がなくなる
- 重要指標発表日の柔軟性:NFP(米雇用統計)やFOMCなど、大きなボラティリティが出る日でも日次制限を気にせずトレード可能
- ルールのシンプル化:覚えるべきルールが減る(3%ルールだけに集中できる)
- 複数回のチャンスを逃さない:1回のミスで日次制限に達し、残りの時間をロスする事態がなくなる
DLC廃止の注意点
⚠️ DLC廃止で注意すべきこと
- 自己管理の重要性UP:「今日はここまで」というブレーキがFintokei側にはもうない
- 連敗時のリベンジトレード:DLCがあった時は強制的にストップがかかったが、今後は自分で止める必要がある
- 3%ルール内であれば何度でもトレード可能:だが、確定損失が積み上がると残りのリスク許容額が減っていく
- 感情コントロールがさらに重要に:自律的なトレード管理ができない人には不利に働く可能性
DLC廃止後のおすすめ自己管理ルール
DLCが廃止されても、自分自身で日次の損失上限を設定することを強く推奨します。
| トレードスタイル | 推奨自己管理 日次損失上限 |
理由 |
|---|---|---|
| スキャルピング | 初期資金の1%/日 | トレード回数が多く累積リスクが高い |
| デイトレード | 初期資金の1.5%/日 | バランス重視、2日連敗しても3%以内 |
| スイングトレード | 初期資金の2%/トレード | ポジション数が少ないため1トレードあたりの管理が重要 |
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AU200(豪州株価指数)取り扱い終了 — 対象ユーザーが取るべきアクション


AU200取り扱い終了スケジュール
| 日付 | 内容 | 取るべきアクション |
|---|---|---|
| 2026年4月20日 | 新規ポジションの建て停止 | この日以降AU200の新規エントリー不可 |
| 2026年4月30日 | 全ポジション決済期限 | この日までに保有中のAU200ポジションを決済 |
| 2026年5月1日 | 完全終了 | AU200は取引リストから完全に削除 |
⚠️ AU200保有中のトレーダーへ
現在AU200のポジションを保有している方は、4月30日までに必ず決済してください。期限を過ぎた場合の処理については、Fintokeiの公式サポートに確認することを推奨します。自分の判断で計画的に決済を進め、不必要な損失を避けましょう。
AU200を主力でトレードしていた方は、以下の代替銘柄を検討してみてください。
- US30(ダウ平均):流動性が高く、テクニカル分析が効きやすい
- US500(S&P500):米国市場全体の動向を反映、安定したトレンドが出やすい
- JP225(日経平均):日本時間のアジアセッションで活発に動く
- GER40(DAX):欧州セッション中心のトレーダーにおすすめ
新ルールに対応したトレード戦略の立て直し方


戦略1: SLベースのリスク管理を徹底する
新3%ルールのもとでは、すべてのエントリーにSL(ストップロス)を設定することが事実上必須です。
SLを設定しないまま含み損が膨らむと、3%ラインを超えて警告を受けるリスクが格段に高まります。
SL設定の具体的プロセス:
- エントリー前に3%上限額を計算 → 初期資金 × 0.03
- すでに確定した損失がある場合は差し引く → 残りのリスク枠を把握
- 他のポジションの含み損も差し引く → 使えるリスク枠を正確に算出
- SL幅を決める → テクニカル分析に基づいた合理的なSL位置
- ロット数を逆算 → 使えるリスク枠 ÷ SL幅(金額換算)= 最大ロット数
- 安全マージンを取る → 計算値の80%程度でエントリー(スプレッド拡大対策)
📝 計算例:50万円口座でドル円をトレード
1. 3%上限 = 500,000 × 0.03 = 15,000円
2. 今日の確定損失 = -3,000円 → 残りのリスク枠 = 12,000円
3. 他ポジションの含み損 = -2,000円 → 使えるリスク枠 = 10,000円
4. SL幅 = 25pips(テクニカルに基づく)
5. 最大ロット = 10,000円 ÷ (25pips × 100円/pips) = 0.40ロット
6. 安全マージン80% = 0.40 × 0.8 = 0.32ロット → 0.30ロットでエントリー
戦略2: ナンピン(ピラミッディング)のルールを明確化する
ナンピンやピラミッディングは「同一トレードアイデア」として扱われるため、特に注意が必要です。
ナンピン時の3%ルール管理法:
- 最大ナンピン回数を事前に決める(例:最大2回まで)
- 各段階のロット数を事前に計算(全段階合計が3%以内に収まるように)
- 最悪ケース(全SL到達)でも3%以内かを確認
ナンピンの計算例(10万円口座):
| 段階 | エントリー条件 | ロット | SL到達時損失 | 累計損失 |
|---|---|---|---|---|
| 1回目 | 初回エントリー | 0.03ロット | 900円 | 900円 |
| 2回目 | 10pips逆行で追加 | 0.03ロット | 600円 | 1,800円 |
| 3回目 | さらに10pips逆行で追加 | 0.03ロット | 300円 | 2,700円 |
全ポジションのSLが30pips下に統一されている場合、最悪ケースの損失は合計2,700円(3%上限3,000円以内)。このように事前に全段階の計算をしておくことが、ナンピン成功の鍵です。
戦略3: 自己管理の仕組みを構築する
DLCが廃止される以上、自分自身でトレードの「ブレーキ」を作る必要があります。
おすすめの自己管理ルール例:
- 日次損失上限:初期資金の1〜1.5%を自分で設定(超えたらその日はトレード終了)
- 連敗ストップ:3連敗したらその日はトレード終了
- トレード日記:毎日のエントリー・損益・感情を記録して振り返り
- 週次レビュー:週末に1週間の3%消費状況を確認
- ポジションサイズの段階的調整:確定損失が増えたらロットを小さくする
💡 独自視点:新ルールは「計画するトレーダー」に有利
旧VaRルールは「VaRの知識があるトレーダー」が有利でした。新3%ルールは「リスク管理を計画できるトレーダー」が有利です。つまり、金融工学の知識ではなく、基本的な算数とトレード計画があれば戦えるということ。これは、多くの個人トレーダーにとってフェアなルール変更です。
このルール変更がトレーダーにとってなぜ良いのか — 3つの独自視点


独自視点1: 「学習コスト」の劇的な削減
プロップファームで利益を出すためには、まずルールを完璧に理解する必要があります。旧VaRルール時代のFintokeiでは、以下の学習が必要でした。
- VaR(バリュー・アット・リスク)の概念理解
- ヒストリカルVaRの計算方法
- 銘柄ごとのVaR値の違い
- ポートフォリオ相関の影響
- ボラティリティ変化とVaR値の関係
これらを理解するのに、平均的なトレーダーは数日〜数週間を要していたはずです。一方、新3%ルールは以下だけ理解すれば十分です。
- 確定損失+含み損 ≤ 初期資金の3%
- トレードアイデア単位と全体単位の2つの判定がある
- SLを設定して逆算すればOK
学習にかかる時間は30分程度。この差は圧倒的です。
ルール理解に費やす時間が減れば、その分をチャート分析やトレード手法の研究に使えます。これは長期的に見て、トレーダーの成績向上にもつながるでしょう。
独自視点2: 「透明性」の向上でメンタルが安定する
旧VaRルールの最大の問題は、「今の自分のリスク状況がひと目でわからない」ことでした。VaR値はダッシュボードで確認できましたが、その数字の意味を直感的に理解できるトレーダーは少数派です。
「今VaR値が○○だけど、これは安全なのか?危険なのか?」——この不安がトレード中のメンタルを蝕んでいました。
新3%ルールでは、リスク状態の把握は極めてシンプルです。
- MT4/MT5の損益表示を見る
- 含み損+確定損失の合計額を確認
- 初期資金の3%と比較
「今どれだけリスクを取っているか」が一瞬でわかる。この透明性は、トレード中のメンタル安定に直結します。不安が減れば判断力も上がり、パフォーマンスの向上が期待できます。
独自視点3: 「セカンドチャンス」の設計思想
旧ルールでは、VaRの制限に抵触すると即座に深刻なペナルティが科されるケースがありました。一度のミスが致命的になりうる環境は、トレーダーに過度なプレッシャーを与えていました。
新しい警告システムは、明らかに「トレーダーに改善の機会を与える」設計です。
- 1〜2回の違反 → 警告のみ(学習の機会)
- 3回以上 → 制限あるが継続可能(改善の余地あり)
- 10回以上 → サービス終了の可能性(最後通牒)
これはFintokeiが「トレーダーを育てる」というスタンスに転換したことを示唆しています。即アウトではなく、段階的に制裁を強化する仕組みは、真剣にトレードに取り組むトレーダーにとって心強い味方です。
競合プロップファームとのリスク管理ルール比較


| 比較項目 | Fintokei(新ルール) | FTMO | PipFarm |
|---|---|---|---|
| リスク計算方式 | 3%ルール(確定損+含み損) | 1日の損失5%・全体10% | 最大損失12%(プランによる) |
| 日次損失制限 | なし(DLC廃止) | 5% | 3%(静的ドローダウン) |
| わかりやすさ | ★★★★★(電卓でOK) | ★★★★☆(比較的シンプル) | ★★★☆☆(プランで異なる) |
| 違反時の対応 | 段階的警告制 | 即失格 | 即失格 |
| 日本語対応 | 完全対応 | 英語中心 | 日本語対応 |
Fintokeiの強みは「段階的警告制」にあると言えます。FTMOやPipFarmでは、リスク制限を超えた時点で即座にチャレンジが終了します。一方、Fintokeiでは最初の数回は警告で済むため、ミスからの復帰が可能です。
特にプロップファーム初心者やルールに慣れていない段階のトレーダーにとって、即失格のプレッシャーがないことは大きなメリットです。
ただし、FTMOのように日次5%・全体10%という「大きめのリスク枠」を好むアグレッシブなトレーダーにとっては、Fintokeiの3%は窮屈に感じるかもしれません。自分のトレードスタイルに合ったファームを選ぶことが重要です。
VaR廃止で「Fintokeiに戻る」べき人・まだ待つべき人


今すぐFintokeiに再挑戦すべき人
✅ 再挑戦に最適なトレーダー
- VaRが理由で離れた人:新ルールではVaRの知識は一切不要。3%の計算だけできればOK
- SLを毎回設定しているトレーダー:SLベースのリスク管理ができるなら、新ルールは得意分野
- スイングトレーダー:DLC廃止で日をまたぐポジション保有がしやすくなった
- リスク管理に自信がある人:3%の枠内で計画的にトレードできるなら問題なし
- 日本語サポートを重視する人:Fintokeiの日本語対応は業界トップクラス
- 「即失格」が怖くて挑戦できなかった人:段階的警告制で心理的ハードルが大幅に下がった
もう少し準備が必要な人
⚠️ まだ準備が必要なケース
- SLを設定する習慣がない人:SLなしのトレードスタイルでは3%ルールを守るのが困難
- リベンジトレード癖がある人:DLC廃止で自制が効かないと確定損失が積み上がる
- 大きなロットで一発狙うスタイルの人:3%の枠内ではハイレバ一発勝負は難しい
- リスク管理の計算が苦手な人:まずはデモ口座で3%の計算に慣れてから挑戦を推奨
新ルール移行の準備チェックリスト


今すぐやること(4月13日〜14日)
✅ 移行準備チェックリスト
- □ 自分の口座サイズの3%を計算しておく(初期資金 × 0.03)
- □ 普段のトレードで1回あたりどの程度のリスクを取っているか確認
- □ 使っている銘柄のSL幅とロット数で、損失額がいくらになるか計算
- □ ナンピンする習慣がある場合、最大ナンピン回数と合計リスクを設計
- □ 自己管理用の日次損失上限を決める(推奨:初期資金の1〜1.5%)
- □ AU200のポジションを持っている場合、決済計画を立てる
- □ Fintokeiの公式発表を確認し、追加情報がないかチェック
- □ トレード日記のテンプレートを用意する(日付・銘柄・ロット・SL・損益・リスク消費率)
4月15日以降に意識すること
- 毎朝:「今日使える3%の残り」を確認してからトレード開始
- エントリー前:SLを先に設定し、損失額が3%以内か確認
- 決済後:確定損失の累計を更新し、残りのリスク枠を把握
- 週末:1週間のトレードを振り返り、3%ルールとの関係を分析
新ルールで注意すべき落とし穴と対処法


落とし穴1: スプレッド拡大で含み損が一気に膨らむ
重要指標発表時やマーケットオープン時にはスプレッドが拡大します。エントリー直後にスプレッド分の含み損が発生し、想定以上のリスク消費になることがあります。
対処法:
- 3%ギリギリのポジションは取らず、80〜90%の安全マージンを確保
- 指標発表前後はポジションサイズを小さめに
- スプレッドが広い銘柄(マイナー通貨ペア・CFD等)は特に注意
落とし穴2: ギャップ(窓開け)で一瞬3%を超える
週明けのギャップや重要ニュースでの価格ギャップにより、SLが想定レートより不利な位置で約定する「スリッページ」が発生することがあります。
対処法:
- 週末をまたぐポジションのリスクを小さめに設定
- 重要イベント前にポジションを軽くする
- 保証SL(Guaranteed Stop Loss)が利用可能であれば活用する
落とし穴3: 「確定損失」のリセットタイミングを誤解する
3%ルールにおける「確定損失」のリセットタイミングについては、Fintokei公式の発表をしっかり確認する必要があります。日次リセットなのか、期間リセットなのか、リセットなしの累計なのかによって、トレード計画が大きく変わります。
対処法:
- ルール適用開始後にFintokeiの公式ダッシュボードで確定損失の計算方法を確認
- 不明点はFintokeiのサポートに問い合わせる
- 当面は保守的な運用(確定損失は累計と仮定して管理)
落とし穴4: 複数口座間の警告カウント
警告6回以上で「全口座に制限ルール適用」となるため、複数のチャレンジ口座やファンド口座を持っている場合は特に注意が必要です。1つの口座で警告を重ねると、他の口座にも影響が及びます。
対処法:
- メイン口座で特に慎重にリスク管理する
- 警告を受けた場合は、原因を分析して再発防止策を立てる
- 複数口座を持つ場合は、各口座の警告状況を一元管理する
落とし穴5: 「3%あれば十分」という過信
3%は数字としてはそこそこ大きく見えますが、実際にトレードしてみると意外とタイトです。特に複数ポジションを持つスタイルの場合、一つのポジションに2%のリスクを割り当てると、もう1%しか残りません。
対処法:
- 1トレードあたりのリスクは最大1〜1.5%に設定
- 同時に持つポジション数を制限する(推奨:2〜3ポジションまで)
- 分散よりも厳選したエントリーに集中
よくある質問(FAQ)
Q1. 新3%ルールはいつから適用されますか?
2026年4月15日から適用されます。この日以降、VaR計算は廃止され、新しい3%ルールでリスク管理が行われます。既存のチャレンジ口座・ファンド口座すべてに適用されます。
Q2. 「確定損失+含み損」の「確定損失」とは具体的に何ですか?
確定損失とは、すでに決済して確定したマイナスの損益のことです。例えば、ドル円のポジションを損切りして-1,000円で決済した場合、この-1,000円が確定損失です。利益が出たトレード(プラス決済)は確定損失に含まれません。
Q3. トレードアイデアとは何ですか?どう判定されますか?
トレードアイデアとは、「同じ銘柄・同じ方向・保有期間が重複するポジション群」のことです。例えば、ドル円ロングを複数回に分けてエントリーした場合、それらは同一トレードアイデアとして扱われます。逆に、ドル円ロングとユーロドルショートは異なるトレードアイデアです。3%ルールはこのトレードアイデア単位でも適用されるため、ナンピン時は特に注意が必要です。
Q4. 「1日の損失上限(DLC)廃止」は実際にどう影響する?
旧ルールでは「1日あたりの損失がX%以内」という日次制限(DLC:Daily Loss Cap)がありました。廃止により、朝に損失を出しても午後にリカバリーを試す自由度が増します。一方で、1日で合計3%を失う可能性も高まるため、1トレードのリスク設定と含み損のモニタリングは以前より厳格に。特にロンドン・NYの立ち上がりなどボラが高い時間帯は、同時ポジション数と合計リスクの上限(例: 2.5%)を自分ルールとして明文化しておくと安全です。
Q5. 警告が3回を超えたら、どう立て直せばいい?
3回に達すると許容リスクが3%→1%に縮小。ここは「強制的な断酒期間」と捉え、①1トレードのリスクを0.3〜0.5%に削減、②同時保有2ポジまで、③勝ちやすい時間帯と得意パターンだけに絞る、④週次でP/Lと最大含み損をレビュー。1%制限下でプラスを積めれば解除後も安定しやすくなります。解除条件は時期で変わるため、最新の運用方針はサポートで必ず確認を。
Q6. 警告6回以上の「全口座制限」とは具体的に何が制限される?
6回以上で、あなたのすべての口座に横断的な制限が適用。代表例は①1日の利益上限(上限到達で当日クローズ)、②レバレッジの大幅縮小(実質ロット上限の低下)、③新規チャレンジ申込の保留。回避の抜け道(サブ口座等)は通用しません。10回以上ではサービス終了の可能性があるため、6回到達時点でポジション管理と時間帯選別を根本から再設計しましょう。
Q7. AU200を保有している場合、今すぐどう対応すればいい?
AU200(豪州株価指数)は4/15以降に取扱終了。保有中なら4/14(市場クローズ前)までに必ず手動決済を。越境すると強制クローズとなり、約定価格やコスト面で不利になる恐れがあります。AU200中心の戦略だった場合は、代替としてHK50やJP225、US2000などボラ・時間帯が近い指数を候補に、バックテストでSL幅・期待値を再調整しましょう。
Q8. 3%ルール導入後、スキャルピングは有利になった?不利になった?
旧VaR下では短期多ポジでVaR値が跳ねやすく、意図せぬ違反が起きがちでした。新ルールは「確定損失+含み損」の単純合計なので、スキャルでも自己管理が容易に。目安として1回0.3〜0.5%のリスクで6〜3回まで同時ポジを許容。コスト増につながるスプレッドの広い銘柄は避け、連続損失で確定損が積み上がる点に注意。リアルタイムで合計損失をモニターできるツール化が勝率以上に重要です。
Q9. ナンピン戦略はどう変わる?
新ルールでは「同銘柄・同方向・重複保有期間」のポジ群が同一トレードアイデアとして合算されます。ナンピンは含み損が一気に積み上がりやすく、3%到達が早まる点に注意。実践指針は①初回リスク0.5〜0.8%、②追加は最大1回、③ナンピン後の損切りラインを厳格化、④合計2.5%を越えたら新規を打たない、の4点。ナンピン中心の戦術は、この機会に縮小・再設計するのが無難です。
Q10. 複数銘柄を同時保有する場合の3%計算方法は?
計算式は「すべての確定損失+保有中の全ポジションの含み損 ≤ 初期資金×3%」。例えば100万円口座で、含み損1.5万(USDJPYロング)+1万(EURUSDショート)+確定損0.3万なら合計2.8万で上限3万に接近。指針は①各ポジのリスク金額(SL×ロット)を事前算出、②同時保有は2〜3銘柄まで、③合計2.5%超で新規を見送るバッファ運用。相関の高い銘柄を重ねないことも有効です。
Q11. ヘッジポジション(逆方向)は同一トレードアイデアに含まれる?
定義上は「同一アイデア=同銘柄・同方向・重複保有期間」なので、逆方向のヘッジは別アイデアとして扱われます。ただし3%計算では両方の含み損が個別に加算されます。両建ては理論上リスク中立に見えても、実務上はスプレッド・手数料・スリッページで損失が雪だるま式に積み上がることがあるため、3%到達を早めやすい点に留意してください。疑義がある場合は最新ルール文書とサポートで確認を。
Q12. 旧VaRルールとの違いを一言で説明すると?
一言で言えば「ブラックボックスから電卓へ」。VaRは相関やボラを含む統計モデルで日々値が揺れ、「なぜ違反か」が分かりにくい欠点がありました。新3%ルールは「確定損失+含み損 ≤ 初期資金×3%」の単純算術。誰でも同じ計算で同じ結論に至るため、透明性・再現性・公平性が飛躍的に向上しました。
Q13. 3%ルール導入後も「口座失格」の条件は同じ?
主要な失格条件(最大ドローダウン超過、禁止行為、ブローカー規約違反など)は原則維持です。3%違反は段階的な警告累積の対象で、即失格ではありませんが、重なると最終的にサービス終了リスクが高まります。注意すべきは「最大ドローダウン管理」と「3%ルール管理」は別物という点。例え3%を守っても、連敗で口座全体の許容ドローダウンを超えれば失格になり得ます。両方の上限を同時に監視する体制が必要です。
Q14. SLを必ず設定しなければならない?
新ルールは「結果として3%を超えないこと」が要件で、形式的にSL(ストップロス)を必須とはしていません。ただし、SL未設定は想定外の急変時に含み損が一気に膨らみ、3%に瞬時到達する最大リスクです。実務上は①各ポジに明確な無効化ラインを置く、②滑りを考慮して余裕を持ったサイズにする、③約定品質の高い時間帯だけで仕掛ける、の3点で「実質SL運用」を徹底するのが安全です。
Q15. このルール変更でFintokeiを始めやすくなった?
はい。最大の障壁だったVaRの理解・計算が不要になり、必要なのは「初期資金の3%」という一つの基準だけ。違反が即失格ではなく段階警告になったことで、実力を示すためのセカンドチャンスも確保されました。計算の透明性が増し、誰でも同じルールで評価されるため、新規参入・再挑戦の心理的ハードルが下がっています。まずは小さな口座サイズで3%管理に慣れるのが最短ルートです。
まとめ:VaR廃止で、Fintokeiはより公平なステージへ
- VaR(統計モデル)を廃止し、「確定損失+含み損 ≤ 初期資金×3%」の単純ルールへ
- DLC(日次損失上限)を撤廃し、同日内リカバリーの自由度が向上(ただし合計3%は厳守)
- 段階的警告システムで即失格が減少(3回=許容1%、6回=全口座制限、10回=終了リスク)
- AU200は4/15以降取扱終了、保有分は4/14クローズ前に決済が安全
- ナンピン・ヘッジ・複数銘柄の同時運用は、合計損失を一元管理する設計に最適化が必要
- 計算の透明性と再現性が高まり、戦略の検証・共有がしやすくなった
シンプルなルールで実力勝負できる時代へ。あなたのトレードを、数字で正しく伝えられるようになりました。
Q4. 「1日の損失上限(DLC)廃止」は実際にどう影響する?
DLC(Daily Loss Cap)廃止の最大の恩恵は、「悪い日でも次のトレードに全力を出せる」点です。旧ルールでは1日の損失が一定額を超えると当日はトレード不能になりましたが、新ルールでは「その日何回負けたか」は問われません。全体の3%ルールさえ守っていれば、1日に複数回挑戦し直すことができます。ただし注意点もあります。DLC廃止はあくまで「会社側の強制制限がなくなった」だけであり、自己管理の重要性は増しました。感情的になって連続エントリーし、3%を一気に使い切るリスクもあります。廃止をポジティブに活かすには、「1日の最大損失は自分でルール化する(例:2%以上の損失で当日トレード終了)」という自己ルールを設けることをおすすめします。
Q5. 警告が3回を超えたら、どう立て直せばいい?
警告3回以上で許容リスクが3%→1%に制限されます。この「1%制限」の中でトレードしながら次の違反を防ぐのがポイントです。具体的な立て直し手順:①全ポジションのSL合計を初期資金の0.5〜0.8%以内に再設定する。②1トレードあたりのロットサイズを大幅に下げる。③同時保有ポジション数を1〜2に絞る。④この制限期間を「精度を磨く期間」と捉え、勝率の高いセットアップだけエントリーする。1%制限はきつく感じますが、これを守り続ければ警告はリセットされる可能性があります(公式FAQで確認推奨)。焦って制限を破ろうとすると警告6回→全口座制限になるため、まず冷静にルールを守り切ることが最優先です。
Q6. 警告6回以上の「全口座制限」とは具体的に何が制限される?
警告6回以上になると、保有しているチャレンジ口座・速攻口座・入門プロ口座(評価ステップを除く)すべてに「制限ルール」が適用されます。制限内容は主に「1日の利益上限」と「レバレッジ制限」です。1日の利益に上限が設けられると、良い日に大きく稼ぐことができなくなります。レバレッジ制限はポジションサイズを必然的に小さくする効果があります。また、未完了のKYC(本人確認)依頼やポイントステージの凍結も発生します。この状態では事実上のパフォーマンスが大きく制限されるため、警告6回は「実質的なサービス利用停止に近い」と理解しておくべきです。3〜5回の段階で必ず立て直してください。
Q7. AU200を保有している場合、今すぐどう対応すればいい?
AU200(豪州株価指数)を現在取引中のトレーダーは、以下のスケジュールに従って対応してください。4月20日(月)以降は新規注文が停止され、決済のみ可能になります。4月30日(木)が決済の最終期限であり、未決済ポジションはFintokei側で強制決済されます。5月1日(金)に取り扱いが完全終了します。対応策:①すでにAU200でオープンポジションを持っている場合は、4月30日までに自分のタイミングで決済するのがベストです。強制決済はスプレッド等の面でリスクがあります。②AU200をメイン銘柄にしていたトレーダーは、代替銘柄(DAX・ナスダック・S&P500等)への移行を検討してください。③AU200に強い思い入れがある場合は、他のプロップファームの選択肢も検討する価値があります。
Q8. 3%ルール導入後、スキャルピングは有利になった?不利になった?
スキャルピングには旧VaRより有利な面と、注意すべき面の両方があります。有利な面:VaRは保有時間や価格変動の統計的なモデルを使うため、短期トレードでも計算が複雑でした。3%ルールは「確定損失+含み損」の合計のみで判定するため、スキャルパーにとって計算しやすくなっています。注意すべき面:スキャルピングは1日に多くのトレードを行うため、小さな損失が積み重なって3%に達するリスクがあります。特に「トレードアイデア単位」の3%ルールでは、同一銘柄・同一方向で複数ロットを持つスキャルパーは注意が必要です。総じて「ルールの透明性」という意味でスキャルパーにも有利になったと言えますが、回転数が多い分だけ累積リスクの管理が重要です。
Q9. ナンピン戦略はどう変わる?
ナンピン(含み損が出た際に同方向でポジションを追加する手法)は3%ルール下では特に厳しいルールの対象になります。ナンピンで追加したポジションは「同じ銘柄・同じ方向・保有期間が重複する」ため、すべて同一トレードアイデアとして判定されます。つまり、ナンピンで追加した分も含めた合計含み損が3%を超えた瞬間に違反です。例:10万円口座でドル円ロング1ロット(含み損-2,000円)の状態でナンピン追加→合計含み損が3,000円(3%)を超えたら即違反。旧VaRでは「時間軸」や「ボラティリティ」によって判定が変動していましたが、新ルールでは金額ベースで明確に違反判定されます。結論として、ナンピン戦略を使う場合は最初から「ナンピン分も含めた合計損失3%以内」を計算した上でロットサイズを設計する必要があります。
Q10. 複数銘柄を同時保有する場合の3%計算方法は?
複数銘柄の同時保有では「②同時保有ポジション全体」の3%ルールが適用されます。計算方法:すべてのオープンポジションの(確定損失+含み損)合計が、初期資金の3%以内であること。具体例(50万円口座):ドル円ロード含み損-8,000円+ゴールドショート含み損-3,000円+ユーロドルロング含み損-2,000円=合計-13,000円。3%=15,000円なので、この状態はまだOK。ここからさらに-2,000円以上の含み損が発生すると違反。実務的な管理法:各ポジションのSLを設定し、「全SL発動時の合計損失が初期資金の2%以内」になるようにロットサイズを計算する。余裕を持って2%に設定することで、SLに達していない含み損の段階での3%超過リスクを回避できます。
Q11. ヘッジポジション(逆方向)は同一トレードアイデアに含まれる?
「トレードアイデア」の定義は「同じ銘柄・同じ方向・保有期間が重複するもの」です。そのため、逆方向のヘッジポジション(例:ドル円ロング保有中にドル円ショートを追加)は同一トレードアイデアには含まれません。ただし、「②同時保有ポジション全体」の3%ルールには当然含まれます。ヘッジ自体の含み損がマイナスになった場合、全体の合計に加算されます。また、ヘッジポジションを多用する「ロック戦略」は、Fintokeiの利用規約でギャンブル行為とみなされる可能性があります。公式FAQに「合理的なヘッジ」と「禁止されるロック戦略」の違いが説明されているので、必ず確認してください。基本的に「損失を隠す目的のヘッジ」はNGと考えておくのが安全です。
Q12. 旧VaRルールとの違いを一言で説明すると?
「統計モデルによる予測」から「現在の損益の実額」へ、です。旧VaRは「このポジションが最悪どのくらい損する可能性があるか」を統計的に計算するモデルでした。ポジション規模、保有期間、相関係数、ヒストリカルボラティリティなどが複雑に絡み合うため、プロのリスクマネージャーでも手計算は困難でした。新3%ルールは「今現在の確定損失と含み損の合計」という、誰でもMT4/MT5の画面を見ればわかる数字だけで判定されます。シンプルさが最大の違いであり、「自分が今どのくらいリスクを取っているか」をリアルタイムで把握できるようになりました。
Q13. 3%ルール導入後も「口座失格」の条件は同じ?
口座失格(チャレンジ失敗)の基本条件(最大ドローダウン超過、チャレンジ期間内の目標未達等)は変更ありません。3%ルール(ギャンブル行為判定)は「失格」ではなく「警告」から始まるシステムです。3%ルール単独の1回の違反では即失格にはなりません。ただし警告が積み重なると(10回以上)サービス終了の可能性があります。また、「1回の取引または類似の取引で利益目標を達成するギャンブル行為」については、旧来の基準通り即時口座停止の対象となる場合があります。この点は今回の改定でも変更なしです。つまり「大きく張って一発で目標達成」というアプローチは引き続き禁止です。
Q14. SLを必ず設定しなければならない?
規則上、SL(ストップロス)の設定は「強く推奨」とされていますが、現時点では義務ではありません。しかしDLC(1日の損失上限)が廃止された今、SLなしのトレードはかなりリスクが高くなっています。旧ルールではDLCが「ある意味での安全網」として機能していましたが、新ルールではその安全網がなくなりました。SLなしで相場が急変した場合、一気に3%を超える含み損が発生し、警告を受けるリスクがあります。また、3%を超えた状態でさらに含み損が拡大すれば、最大ドローダウン違反(即失格)につながります。実務的には「必須ではないが、設定しないのは無謀」というのが正直な評価です。Fintokei側も「全ポジションにSLを設定することを強く推奨」と明記しています。
Q15. このルール変更でFintokeiを始めやすくなった?
結論から言えば「明確にYES」です。VaR計算は専門的な金融知識が必要で、多くの日本人トレーダーが「ルールの複雑さ」を理由にFintokeiを敬遠していました。3%ルール導入によって、この障壁が大きく下がっています。「確定損失+含み損<初期資金×3%」——これだけ覚えれば、ルール面での不安はほぼ解消されます。加えてDLC廃止により、1日の中でのトレード自由度も向上しました。過去にVaRの複雑さで挫折した既存ユーザーや、「難しそうで手が出なかった」という検討者にとって、このタイミングでの再評価・新規挑戦は非常に合理的な選択です。
Q16. 3%を超えたら即失格ですか?
いいえ、即失格にはなりません。3%を超えた場合は「警告」が届きます。これはギャンブル的な取引を避けるための注意喚起であり、失格ルール(1日の最大損失率5%・全体の最大損失率10%)とは明確に異なります。3%ルールはあくまで「リスク管理方針」として位置付けられており、警告が即座にアカウント停止につながることはありません。ただし、警告回数が3回→6回→10回と積み重なると段階的に制限が強化されるため、軽視は禁物です。
Q17. 過去の警告数は引き継がれますか?4月15日からいきなり処置が適用される?
警告のカウントは2025年6月1日から継続しています。ただし、4月15日からいきなり処置(制限ルール)が適用されることはありません。段階的な運用が行われるため、過去に警告を受けていた方も、新ルール適用直後に突然アカウント制限がかかるような事態は想定されていません。ただし、今後の違反で警告が加算されれば、累計回数に応じた制限が適用されます。自分の現在の警告回数はFintokeiのダッシュボードまたはサポートで確認することを推奨します。
Q18. ナンピン・両建ての判定はどうなる?
同一方向のナンピンは、1つの「トレードアイデア」として合算されます(同一銘柄×同一方向×重複時間)。ドル円ロングを3回に分けてナンピンした場合、その3ポジションの合計損益がトレードアイデアとして評価されます。
両建て(ヘッジ)の場合は、売りと買いがそれぞれ別のトレードアイデアとして判定されます。ドル円ロングとドル円ショートは方向が異なるため、別アイデアです。
最も確実な回避策は、全ポジションにSLを設定し、トレードグループ全体の損失を3%未満に抑えることです。ナンピンは含み損が急速に膨らむリスクがあるため、事前に全段階の合計損失を計算してから実行しましょう。
